San-Syo Cafe by 柏屋カフェでカタチにしたかったこと

San-Syo Cafeスタッフ

San-Syo Cafeスタッフ

7月16日から24日までの9日間、四万温泉街で開催された「温泉郷クラフトシアター2016」に、私たち柏屋カフェのスタッフで期間限定の「San-Syo Cafe」をオープンしました。

ドリップコーヒー

知っている方は知っていらっしゃったとは思いますが、柏屋カフェのスタッフで運営するということは、公式的にはお知らせせずにやりました。

その、San-Syo Cafe で試したかったことは、柏屋カフェとは全く違った業態と店名でお店を運営する中で、「スタッフの進化をカタチにする」ことでした。

柏屋カフェは、2002年の8月にオープンし、今年で14年。

柏屋カフェ開店時は、コンセプトメイキング・メニュー開発・オペーレーションなどを、薫子がほぼ独力で創り上げ、運営を開始しました。

薫子を中心に、しっかりとしたお店造りと運営に励んだ結果、ありがたいことに、旅行誌などのメディアにもたくさん取り上げられ、すぐに四万温泉の人気店として認知していただけるようになりました。

その後、小林店長をはじめ、元気で活気のあるスタッフが次々と仲間になってくれ、現在に至っています、

飲食の世界は淘汰が激しく、一説では、2年で半分、5年で20%、10年で5%しか残らないとも言われています。

そんな中で、14年続けてこれたことは、たくさんのお客さまにご支持をいただいたこと、最初のコンセプトメイク&オペレーションがきちんとできていたこと、そして、スタッフの努力の賜物です。

本当にありがたいことです。

さて、柏屋カフェの仲間になってくれたスタッフは、徐々にコーヒー好きになり、休みには気になるカフェ巡りをしたり、自分で生豆を入手し、ブレンドや焙煎をトライしたりするようになりました。

そのような流れの中で、9日間限定ですが、新たなお店にトライすることになりました。

なまえはSan-Syo Cafe.

会場が旧第三小学校であること、店長小林の「小」、副店長格の三瓶の「三」にちなんでいます。

柏屋カフェは、エスプレッソの本場イタリアで定評のあるラバッツァの豆を使った、高圧抽出のマシンを使ったコーヒーをベースにし、温泉マークカプチーノやカフェラテなどもご用意しています。

対して、San-Syo Cafeは、自家ブレンド&自家焙煎のドリップコーヒーと水出しのアイスコーヒーをご用意しました。

全体指揮と、コーヒーの焙煎&味決めは店長。
コバヤシロースターとして、試行錯誤を重ねた、シグネチャーブレンドとCold Brewを完成させました。

自慢のブレンド

三瓶くんは、店長を強力にサポートしつつ、さらにお店の軸となるロゴなども考えてくれました。

軸となる植物はツタ、動物はカモシカ、色はグリーン。

ロゴのできるまで
三瓶くんの案を旅館スタッフの宮本さんがデジタル化しました

それを、いつもお世話になっているスターブランド社とともにブラッシュアップ、さらにアフリカンのテイストを取り入れたユニフォームができました。

San-Syo Cafe ユニフォーム

もちろん、お店のBGMもアフリカンミュージック。

今年正式入社した、隼くんは、ペーバードリップの蒸らし時間や抽出量などの流れを決めるとともに、一番長い時間San-Syo Cafeの店頭に立ち、大活躍でした。

ドリップするところをTV取材

パートの剣持さんは、ステキなPOPを作ってくれて、手薄になった柏屋カフェを守っていただく大活躍。

ポップbyけんもち

OG!?の布美子さんと磨美さんにも手薄になった柏屋カフェのサポートにスクランブル発進をお願いしました。

さらに、旅館スタッフの宮本さんには、カフェらしい絵を二点も描いてもらい、同じく旅館スタッフの金子さんは休みなのにお手伝いに来てくれました。

宮本作二点

頑張る金子

そのように、スタッフの総力で創り上げた、San-Syo Cafe。

期間中、たくさんのお客さまにお越しくださり、美味しいですね、ステキな店舗ですね、ユニフォームもステキ、など、たくさんの嬉しいお声を頂戴しました。

売り上げ的にも、当初の想定を大幅に上回る結果になりました。

9日間を終え、狙っていた「スタッフの進化をカタチにすること」は大成功に終わったと思っています。

この結果を生かし、本店・柏屋カフェのなお一層のブラッシュアップを図ってまいります。

San-Syo Cafe とコバヤシロースターの今後は未定ですが、ある日突然、どこかに出現するかもしれませんよ。

お楽しみに!

またお会いしましょう


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA