先日、富岡の実家に用事があり、富岡製糸場付近を散策してみた。
高校時代の通学路は、ほぼ変わっていない。
水道橋を渡ろうとしたら桜が少し開花していた。
高校時代は眺めた事など無かったな。
少し遠回りして、中学校付近を通った。
中学時代の通学路はもう無くなってしまっている。
最近まで、事細に憶えていた記憶は、残念ながら思い出せなくなってきた。
こうして、人間はだんだん坂道を降っていくのだ。
人生なんてあっという間なのだから、登りの人達には、精一杯登らせてあげたいと思った。
本来は、後進の為に、通って来た道をだんだんと整備してあげたかったのだが…。
舗装された道よりも、がたがた道の方が気付きが多いのかもしれない。
それが、学習するということなのだと思った。