後進にもっと明るい未来を

世のちり洗う四万温泉では、雪の後日が射して素晴らしい風景です。

四万温泉の雄大な自然に囲まれていると、大きな長老に護られている気がして安心します。

若者や子供達にもっと明るく楽しい未来を見せてあげたいのにヾ(。>﹏<。)ノ 生まれていくらもたっていない、若者や子供達が戦争や飢餓で命を落としているなんて悲劇です。 四万温泉でひっそりと生息しているおばさんは、毎日憤っております。ニュースを見る度に涙が出ます。 立派で尊敬に値する長老が現われて、どうにか助けてくれないかしら(。ノω\。)


地産地消

昨夜の重い雪で庭の月桂樹が倒れていました。

朝食の野菜スープに欠かせない香辛料です。
ローリエ、ローレルなどとよばれている。

わが家では、この葉を乾燥させて料理に使っています。
オレガノやミントは勝手に生えるようになりましたが、昔はフェンネル、ナスタチウム、ローズマリーなど多種類を栽培してみました。
四万温泉の気候ではなかなか難しい物もあります。

故人である先代柏屋社長が畑をやっていた頃は、ルッコラ、バジルなどをお願いして作って貰いました。

「薫、この臭い植物はなんだい?」とか「これは、虫が食ってしょうがないな!」とかブツブツ言いながらも毎年挑戦してくれて、最終的には自ら珍しい野菜を見つけて作ってくれて…感謝しています。

柏屋カフェの日替わりランチがあった頃には、先代の作った四万温泉野菜がたくさん使えました。
柏屋旅館のお食事も先代が作った野菜や採ってきた山菜、自らさばいた鯉がお膳を賑わせていました。

お客様はたいへん喜んで下さいました。
これも、先代のおかげです。
今考えると贅沢でしたよね。

地産地消とは正しくこういった事で、お洒落な事だけではなく、汗水垂らしてその土地にあった産物を作り出し、加工して楽しむといった工程があるのだと教えて頂きました。

倒れていた月桂樹から、先代社長のありがたさを思い出したお彼岸です。


手芸

今、私は刺繍をしています。
小学生か中学生の時にステッチを習ったきりだけれど、お得意の勝手な解釈でアレンジしちゃうのです。


学生時代は、先生方にあれこれ怒られて酷い評価を受けていたけれど、本当は手芸が好きなの。

手芸に限らず、親にも先生にも怒られて育ったなぁ…悲しいよね、なんでも良いから、褒められたかった
(・ัω・ั)

柏屋にゃんこも、吊るし雛も雑で下手くそだけどもね(笑)
でも、勝手にデザインして作るのが大好きなのです。

今は、ヘタうまなんて言葉があるくらい受け入れて貰えるから嬉しいですね。

子供の巾着や手提げ袋も真っ直ぐ縫えた例はありませんでしたね(笑)
へんな刺繍やアップリケをしてしまったりして…でもなんでも喜んで、保育園やら学校に持っていってくれましたよ。

手芸をしているときは、なんだかにこにこしている私がいるのです(^3^♪


ユーモア

私は、白黒ハッキリしないと気がすまない人間だった。
ある先輩からは、「竹を割ったような女だ」
と言われたくらい(笑)

しかしながら、様々な経験を経てほぼすべての事は曖昧なのだと悟った。

そう、曖昧にしておかなければ世の中は争い事であふれてしまうからだ。

長女、学生、妻、長男の嫁、先輩、後輩、転入者、親、従業員、経営者、隠居などを歴て…悟った。

失望感にかられた私を唯一救ってくれるのは、ユーモアだ。

真実のない世界を平和に導いてくれるのは、誰もがわかりやすくクスッと笑えるユーモアだという持論。

最近の書籍には、何故かユーモアがない。


理想郷

四万温泉に住み始めた頃、個性の強い方々が沢山いらっしゃるのと、その自然環境から…「はて?何処かに似ているな!」と…。

ここは正しくムーミン谷では?

小学生の頃から、ムーミンのアニメや小説を愛していた私の理想郷…ムーミン谷。

個性の強いムーミン谷の生物が、時にはぶつかり合い、助け合いながら生きている。

干渉はせず、思い思いに生きている。協調性もないが、集団心理もない。

戦争とは程遠い世界。

平和というのは、こういう事ではないのか?

子供ながらに、ムーミン谷の仲間たちから様々な真理を教わった気がしました(笑)

今日はホワイトデイにこんなに可愛いチョコレートを頂いて、思い出した次第です。


ピッツァ

私はピッツァ作りが好きです。家でも季節のものでピッツァを焼きます(≧▽≦)

柏屋カフェでも開店当初からピッツァは大人気でした。

ミックスピッツァ、生ハムのピッツァ、温泉納豆ピッツァの3種類。

メニューから姿を消してしまってから随分たちますねಠᴥಠ

私が初めてピッツァを食べたのは、小学生の頃でした。冷凍のピッツァです。
チーズも珍しい時代でしたから、あまり良い印象はありません。

喫茶店でアルバイトをするようになってからは、ピザトーストを見かけるようになりました。
だいたいはケチャップを塗って、玉ねぎやサラミ、ピーマン、マッシュルームスライスを乗せてとけるチーズを乗せたパンかしら(笑)

辻調に行っていたころ、イタリア料理の先生のピッツァの講習と実習があり、初めて生地から手作りしたピッツァを見ました。

ピッツァソースも手作りで、オリーブやアンチョビをトッピングして、グリュイエールチーズを使っていました。
初めて見る食材に心が踊り、試食の時はその美味しさに感動を覚えました。

柏屋カフェを開店するにあたり、この四万温泉で生クリームやオリーブ、アンチョビ、グリュイエールチーズなどの食材を調達するのがなによりたいへんでしたが、その頃は幾つかのネット販売があったので助かりました。何しろ配送料がかかるから苦難の連続でしたが、私が勉強してきた美味しいものを皆さんに食べて頂きたかったのです。

時代は代わり、柏屋の新しいお店《シマテラス》では、柏屋スタッフによる美味しい手作りピッツァやパンを楽しんで頂けそうですね(*´ω`*)
柏屋カフェ店長魂心の自家焙煎珈琲もどうぞよろしくお願い致します!

すべては、お客様に愉しい四万時間を過ごして頂きたい気持ちから(✿^‿^)


地元愛

今年の8月に創業20年になる柏屋カフェは、たくさんのお客様に支えて頂きました。

感謝しております。

地元の方々の支えがなくては、ここまで続けて来られなかったと、常々思い、感謝の念が絶えませんm(__)m

開店当初は、近所のお年を召した方々も足蹴く通ってくださったり、出前や会合に使って頂いたりして本当に助かりました。

四万温泉の旅館の皆様にも、お子様ランチやデザートプレートのご注文を頂いたりしました。

幼かった、息子の同級生が、彼女を連れて来店してくれた日はとっても嬉しかった╰(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)╯

カフェにお花を飾ってくださるご近所の御婦人の心遣いも本当に素敵です(灬º‿º灬)♡

地元の方々に愛して頂けて、支えて頂けていることを感謝すると同時に、育てて頂いているのだと心から思うのです。

ありがとうございます。


この素晴らしき世界を…

昨日、春一番かと思いきや、今日は雪が舞っていた四万温泉…日暮れにようやく青い空。

自然は偉大であり、人間は小さな存在です。

殺し合い、奪い合い、憎しみ合う。
爆弾を落とし破壊して、また築く。

もう、愚かな行為を止めて、助け合って生きませんか?

他人事ではないのです。
小さな集団の中にも諍いごとが溢れています。

自分にも正義があり、他者にも正義があるのです。

誰かと仕事をするときや、生活を共にするときは、少しずつ譲りあえば、より良い方向に進めるといつも思って来ました。

自分の意見を通せば、相手が不満をもつのは当然です。
少しでも、相手を尊重すればお互いの意見が75%は通るのだと思うのです。


温泉考

冬は、四万温泉、沢渡温泉の湯。
夏は、万座温泉、草津温泉という持論がある私です。

お気に入りの玉川温泉になかなか行けず、先日玉川温泉に近い泉質の万座温泉に行ってきました。

勿論、一人で。行きは主人に送って頂きまして、帰りは、公共交通機関を乗り継ぎ、四万温泉まで帰って来ました。

万座・鹿沢口駅では、100分待ちです。無人駅で暖房もないので…。寒い日は本当にどうするのか?
軽井沢駅方面は送迎バスや路線バスがけっこうあり、アクセスは良いようですね。

不便に思っていた、四万温泉への交通アクセスが、どんなに恵まれているのかを思い知りました。

昔は、車もなかったのだからたいへんなおもいをして温泉に出かけていたのですよね(ب_ب)

ですから長い期間湯治するのが、一般的だったのです。

もっとも、病人が温泉にたどり着けたのかも疑問ですが…。

原油高や、コロナ禍では、昔に戻って温泉地に長期滞在するのがベストだと考えました。