私は、いつもお客様がどういった方で、どうなさりたいのだろうかを考える方が先にたってしまって…言葉が出なくなってしまいました(╯︵╰,)
自分が嫌だと思う言葉を使わない事、されたくない接客をしない事が、必ずしも良い接客であるとは限らないと思い悩むようになってしまったからです。
無理だと分かっていながら、すべてのお客様にご満足頂きたいと思っていた私は、傲慢で浅はかな愚か者だったのです。
お客様は千差万別で、サービスには、正解がないですよね。
今でも正解は判りません。
大阪あべの辻調理師専門学校で「10人全員の舌を満足させられる料理人はいない」と教わりました。
誠にその通りだと思います。
失敗を恐れるようになった私は、自分に自信が持てなくなっていました。
サービスと料理のプロではなくなってしまっていたのです。
お客様に喜んで頂きたい、お客様の笑顔が見たいと思い、客室をお掃除するのも、設えを整えるのもお花を飾るのも、柏屋にゃんこを作るのも、旅館やカフェで料理を作るのも、接客するのも大好きだった。
従業員の人に賄を作るのも大好きだった。皆と交流するのも楽しかったのです。
山菜を探したり、畑で野菜を採って来るのも、木々の剪定をするのも、軽トラを運転するのも楽しかった。
あの頃は、お客様や従業員の人達に喜んで頂きたいという気持ちが先にあった。
きっと、全ての正解はここにあるのでしょうね( ´◡‿ゝ◡`)
大人の落書き【トフスランとビフスラン】