毎日毎晩、社長(主人)に訴えている。
「5月6日まで、カフェと旅館を閉めましょう。」と…。
お客様の事も、従業員の事も新型コロナウイルスからは、どうやっても守ってあげられないからだ。
当然の事、会社の経営にはダメージは大きい。5月6日まで閉めたとしても、その先がどうなるかも解らない。
しかしながら、日本中に新型コロナウイルス緊急事態宣言が出て、皆が外出自粛している。
子供達に到っては、学校へも通えないのだ。
従業員にも家庭がある。子供達がこんなに我慢しているのに、家庭に一人でも感染者が出てしまえば、家庭内で感染してしまうのだ。
そんなことになれば、申し訳ない。
そう考えれば考える度に、ライフラインを守って下さっている方々や医療従事者の方々はどんな恐怖の中で仕事をしているかと胸が痛む。
観光業は平和産業だ。今は我慢。
ダメージを受けて瀕死の柏屋でも、元気な従業員がいれば復活できるだろう。
瀕死の柏屋だけがあっても、そのまま息絶えるしかない。