今朝、トレーニングの道すがら、ご近所で一人で暮らして居られるお爺様にお会いした。
「お元気そうだが、ずいぶんとお年を召されたな…。」
ここまで、たくさんの出来事があったであろうが、私にはわからない。
この方が、どんな方か、どんな人生を送って来たのかもわからない。
それを知っている人も、この方が長く生きれば生きるほど少なくなって行くのだ。
人間であればそれは平等なのだ。
そう考えた時、他人からの評価や批判などは一時的なもので、自分を知っている者は自分のみ、ということになる。
結局、自分を形成していくのは自分しかいないのだ。
他人は気づきを与えてくれる者でしかないのだ。
他人から賞賛されたいとか、報われたいとか、他人からの言葉に傷つき今でも忘れず思い出しては恨みに思ったり。
人の目を気にして生きてきた自分に、疲れきった私が、結局出した答えがここにある。
それほど、他人は私を気にしていないし、知るよしもない。
「目に見える世界は小さい」と云うことだ。
「自分を知るものは自分のみ」なのだ。
そんなことを考えていたら、あっという間に今日のトレーニングは終わったσ(^_^;)?