柏屋で働いてくれている一番若いスタッフは17歳の女性。
カフェの店長でさえも、ひとまわり年下であるので私が使う言葉が理解できないことがあるみたい!Σ(×_×;)!
なので…仕事の事についても伝えるのは難しいですよね。
私が様々な努力をして得てきた技術も、彼らにとっては基からあった事なのですから( ̄ー ̄)
例えば、包丁の砥から教わった私ですが、彼らにとっては砥ぐマシーンがある。
冷たい水で、何度も何度も米をとがされた昔とは違い、精米技術も発展して今は無洗米などというものがあったりして。
昭和という時代に急成長を遂げた日本は今やたいへんな事になってきているのを感じます。
誰が悪いわけではないのだけれど、何かを教わって伝えていく作業や、誰かを尊敬して目標にしたりして仕事をしていく事は、なくなるのではないでしょうか?
作業の理由が解らないまま仕事をしていると段取りもつけられないわけですから。
例えば、無洗米しか食べたことがない人や家事をしたこともない人に「米をといでください。」と言っても、一から教えないと、とげないし。米のとぎかたを教えたところで、なぜとぐのかも解らず作業をするわけで(笑)それを説明してから、米をこぼさないようにだとか注意事項やなんだかんだ煩いことをいうとめんどくさいということになってしまうわけで…無洗米にすればいいんじゃないか?なんていうことになる。
まあ、それだって良いわけなんだけれど。地元のお米を使いたいわけであって…。
これは、あくまでも、フィクションですよ。
主人の親戚の叔父さん叔母さんと私しかいなかった柏屋に、若いスタッフが働きに来てくれるようになってから、今までずっと、悩んで来たことです。
誰に教わった訳ではなく、私が仕事をする上、常に心がけてきたことは「段取り」
「段取り」が出来ていないと、だいたいの事は上手くいきません。
これは、いつの時代も変わらないような気がします。
でも、段取りなんていう言葉さえきっと知らないし理解できないでしょうね(/_;)